ガガガ文庫
(小学館)の「伏見七尾おしおしお」氏が描く「
獄門撫子此処ニ在リ 3 」が、2024/09/18
に発売。
伏見七尾おしおしお「
獄門撫子此処ニ在リ 3 」
- 内容紹介
-
獄門家の娘とあれば、屍山血河を行く定め。
獄門家に生まれることは、血と炎の渦中に呑まれることと同義。
まして花の名を冠する女とあれば、屍山血河を行くが必定――。春待つ京都。いつものように怪異を追う撫子とアマナだったが、そこには奇妙な共通点があった。鬼、鬼、鬼。様々な鬼が、それぞれは無関係であるはずの事件に顔を出す。
その裏で糸を引いていたのは……「会いたかったですよぉ、従妹ちゃん」
もう一人の獄門の娘ーー芍奈。そしてその母である牡丹だった。
苛烈にして繊細。横暴なのに相棒想い。
自らと似ているようで違う芍奈への態度を、撫子は決め切れない。
それでも。世代を越えて連綿とつながる獄門家の因縁は、二人を否応なしに対決へと導いていく。「おまえさえいなけりゃ、こんなことにはならなかったッ!」
「……ここで、終わらせましょう」同じように獄門家に生まれ、異なる花の名を冠した二人。
屍山血河へ引き込まれてしまった撫子と芍奈の、戦いの決着は。
化物とヒトとのあわいに揺らぐ、うつくしくもおそろしい少女鬼譚、鏡写しの第三巻。
定価 | 891円(税込) |
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発売日 | 2024/09/18 |
ISBN | 9784094532104 |
判型 | 文庫判 |
頁 | 392頁 |
© 伏見七尾おしおしお/小学館
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