(小学館)の「松本零士」氏が描く「
松本零士 戦場まんが初期傑作選 」が、2024/03/29
に発売。
松本零士「
松本零士 戦場まんが初期傑作選 」
- 内容紹介
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美麗なメカ描写に感動!松本零士の原点!
「ずっと少年誌で飛行機の漫画を描きたかった」と
デビュー当時から語っていた松本氏の念願が叶って描いた
戦場ものの初期作品集。戦後すぐという時代背景もあり、
太平洋戦争をモチーフにした作品が多いが、
松本氏は飛行機の描写に注力し、
思う存分、のびのび描いているので表現が素晴らしい。各国の有名戦闘機が続々と登場し、
華麗で迫力のあるドッグファイトを
画面狭しと繰り広げている。雑誌掲載時のカラーも完全復刻。
また、数少ない原作付きの作品「黒死鳥(デスバード)4444」も掲載。
史村翔(武論尊氏の別名ペンネーム)氏とのコンビはめずらしく、
この作品は貴重。SFの短編も秀逸で、「インパールの雪」は
星新一氏、筒井康隆氏の作品を彷彿させる
切れの良いショートショート。自伝的作品「昆虫国漂流記」は、
松本氏のルーツを知る上で重要な作品であるが、
戦後日本の混沌とした社会を
リアルに感じさせる仕上がりとなっている。別冊には、カラーの飛行機イラストが満載。
ビッグコミックに描いた「日本国落城記」も特別掲載。ファン必携の豪華版!
- 編集者からのおすすめ情報
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松本先生はSF漫画の大家という印象がありますが、戦場まんがの評価も高く、こちらのシリーズの方が好きというファンも多くいます。
松本先生は「メカマニア」を自称するだけあって大変機械に詳しく、
特に飛行機がお好きでした。
出版社からの要望で零戦を多く描いていますが、
本当は世界各国の名機が好きで、
本書を読むと、細かいところもこだわって実に楽しそうに
描いている感じが伝わってきます。「松本零士のメカは血が通っている」と言われることもあります。
それは、定規を使わずフリーハンドで飛行機や戦車を描き続けたからだと
思いますが、本当にフリーハンドの線なのかと疑いたくなるほど、
美しい線で描かれています。その名人芸ともいえる描写力を是非味わってみてください。
定価 | 4,950円(税込) |
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発売日 | 2024/03/29 |
ISBN | 9784091794369 |
判型 | B5判 |
頁 | 488頁 |
© 松本零士/小学館
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